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未装

大田垣蓮月

未装短冊 「柳 かそふれは みとせのむかし さしやなき まとうつはかり なりにけるかな」

素材・寸法
紙本 金砂子散らし 6×36
値段
16,500円

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作者略歴

尼僧、歌人。京都生まれ。名は誠(のぶ)。伊賀上野の城代家老藤堂良聖の子。生後十日で知恩院寺侍の大田垣光古の養女となる。両親、夫、子供を次々と亡くし、33歳で剃髪、蓮月と号す。和歌を六人部是香、上田秋成、香川景樹に学び、小沢蘆庵にも師事した。又、茶の湯や作陶にも優れ、蓮月焼きと呼ばれて人気を博した。若き頃の富岡鉄斎に影響を与えた。「引越しの蓮月」と呼ばれるほど居を移したが、晩年は西賀茂の神光院に落ち着いた。明治8年(1875)寂、85歳。

解説

短冊裏に「七十七才」と自筆あり

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