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未装

田上菊舎

句歌入文 未装

素材・寸法
紙本52×15.5
値段
150,000円

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作者略歴

江戸時代中・後期の俳人。長門国生まれ。長府藩士田上由永の長女。初号菊車、別号に一字庵。16歳で嫁いだが、夫と死別し、24歳で実家に戻る。長府の五精庵只山に師事し、俳人としての道を歩み始める。29歳で出家し、以後一生を俳行脚に過ごす。芭蕉の奥の細道の逆コースを辿ったり、九州への旅を繰り返すなど、女性として江戸期随一の旅行者だった。俳諧だけでなく、書や琴曲、茶の湯、漢詩、和歌などにも秀でており、交友の層も厚かった。 文政9年(1826)没、74歳。

解説

「長門萩城なる執政大夫逍遥館の御ぬし公務によりて東のかたへまかて給ふ折しも東に渉にてま見えまつれはさりし如月の頃ほひならし梅の花笠薫りを添てそのみやかたを旅立し時内君待女のなつかしみより何くれの雅情をふくみてうち〱囁を奉るとて 菊舎上  あふも縁かむめも其実を結ふ時に おなしこゝろを歌にはあらねと かほりてし恵みの露そ忘られねなにはの梅も実をむすふ頃  難波江のあしの若葉の露の上にまち見る風のいろのすゝしさ」

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