掛け軸
擂鉢すりこぎ 絵賛
- 素材・寸法
- 紙本 57.5×33 61×128.5
- 箱
- 淡川康一箱書
- 値段
- 77,000円
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作者略歴
天台宗の僧。肥後国生まれ。若くして比叡山延暦寺に登り天台教学をおさめ28歳で帰郷。玉名の寿福寺住職となる。特に准提観音を祀り、その効験が評判となる。光格天皇の中宮の病を加持し、天皇の信仰を得てその戒師となる。文化14年69歳で尾張藩主徳川斉朝に招かれ長栄寺住職となる。宝篋印塔八万四千基建立を発願。書画を能くした。天保6年(1835)寂、87歳。
解説
「擂鉢にふたのなきことは神代よりの沙汰なり うつむけおくは女房の心得 更に擂小木なおし處は亭主がてんか 八万四千煩悩主人豪潮画題」 箱書の淡川康一は立命館大学の名誉教授で経済学者。禅画の研究・蒐集者としても知られ、禅画の著書も多数ある。