未装
未装色紙「天つ神の御使ひそこれをとめ子は 世の人の為花と匂へよ」
- 素材・寸法
- 紙本 24×27
- 値段
- 22,000円
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作者略歴
大正-昭和時代の歌人。東京生まれ。本名宮崎あき子。伯爵柳原前光の次女。北小路資武と離婚後、1910年(明治43)東洋英和女学校卒業。九州の富豪伊藤伝右衛門と結婚し筑紫(つくし)の女王として世の耳目を集めたが、やがて実家に戻り、1923年(大正12)年下の学生宮崎龍介と恋愛結婚、以後ともに無産者解放運動に挺身、第二次世界大戦後は平和運動と宗教的世界に関心を示した。1900年(明治33)に佐佐木信綱(ささきのぶつな)に師事、『心の花』に作品を発表。数奇な運命に翻弄(ほんろう)されつつ精神的な苦悶(くもん)を激しい情熱で乗り越えようとした。歌集に『踏絵』(1915)、『幻の華』(1919)、『地平線』(1956)など。昭和42年(1967)没、81歳。