掛け軸
泉福寺焼経断簡 五行
- 素材・寸法
- 紙本8×22 33×127
- 箱
- 箱入
- 値段
- 330,000円
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解説
平安時代中期、12世紀初めに書写された古写経。藍の漉き紙に金の揉箔を散らし、金泥の界を施した料紙に「大方広仏華厳経」を書写したもの。料紙の天地に焼け跡がある。唐風の謹厳な楷書で、藍地に金と漆黒の文字が気品をただよわせている。 泉福寺は河内国、現大阪府松原市に開創され、平安期には多くの信仰を集めた巨刹であったが、明治5年に廃寺となっている。 「大方広仏華厳経」は華厳宗の根本経典。大方広仏とは毘盧舎那仏のこと。「信」こそが重要であり、絶対の「信」を得るために修行すると説く。